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回路設計用の教材

 技術分野の「エネルギー変換に関する技術」では【製作品に必要な機能と構造を選択し,設計ができること。】が必要なわけだが、いままでこの力をしっかり付けてこれたとはいえなかった。
できればココナッツの部品を使いながら、回路設計の学習を行えないかと考えて教材を研究してみた。

回路製作に使おうと考えたのはブレッドボード。今まで自分でも仮に回路を組むときにはいつも使っていた。
部品の足を差し込めば、はんだ付け無しで回路が組めるので簡単だし部品も利用後にそのまま使える。
これは、秋月電子で一番安いタイプのブレッドボード。


基本的な回路が組めればいいので、LEDとブザーをスイッチで制御できればいいかと思う。
ブザーはココナッツで使うのは圧電スピーカをPWMで鳴らしているので、そのままでは使えない。そこで、こちらは発振回路が組み込まれている圧電ブザーを利用することにした。
横置きにしたとき、上下のラインに電源を接続して回路を組む。でもこの接続イメージを生徒が持てるかどうか難しいところ。


まず、ブレッドボードをフラットベッドスキャナで読み込んで歪みを調整後、花子(ジャストシステム)に取り込んで等倍にする。

内部で接続しているところに青で表示し、部品なども取り込んでおいてみる。


スイッチはブレッドボードに差してもがたついて不安定なので、別の基板を使うことにした。
こちらも同じようにスキャナで読んで花子で編集。図記号も書いてみる。


それを印刷して基板に貼り付けてから部品を取り付けてはんだ付けする。



接続して回路を組み立てる。
加えて、実態配線図や回路図を書けば、満たされた学習になると思うが、やっぱりちょっと難しいかな。
今度電気関係の基礎講座があるので、そこで先生方に作ってもらってご意見を聞こうと考えている。





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