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親子で作る題材(家族用メッセージボード)の研究

勤務先では、毎年夏休みに施設開放日があって、様々な一般向け企画が催される。
技術科では、親子で工作をする枠をいただいたので、そのための作品を試行錯誤してみた。
今回は、スギの木を加工して作るメッセージボードということでチラシに出したので、実際に作ってみた。
(本来手順は逆なんでしょうが)


親子で10組を午前午後の2セット行うので、材料は20個分となる。それほど予算もないので、これくらいの材料で考えた。
まずは、紙を挟む部分の隙間を入れる。


板を立てる台座に斜めの溝をひき、木口も同じ角度のまま切断して組み合わさるようにした。
上側にペーパーを挟むためのストッパーをつける。ビー玉でも入れればいいかと思ったが、丸い鉄棒を切って入れることにした。
まずは、角のみで溝をあける。お父さんと一緒なら、この加工もできるでしょう。


今回自分でも初めて使ってみた「ロータリーバンドソー」セットしてスタートすれば自動で切り進んで、切り終わるとストップする。
これも安全に使えそうなので、作業として入れることにしよう。


切断の様子。低速できるので火花も出ずに簡単に切れる。


切断した鉄棒を挟み込んだ状態で上部にボンドで接着する。
釘打ちをするのもおもしろいかもしれない。



完成して利用中の図。後ろ側にはメモ用紙入れとペンスタンドもつけてみた。
1時間半の時間があるので、なんとかできるんじゃないかな。塗装はクリアラッカーのスプレーがいいかな。
紙も下から押し込めば、しっかりホールドされるし、抜くときは鉄棒が転がるのでスムーズに抜ける。

後は下準備と、簡単な説明書を作ればいけそうかな。
ちなみに施設開放の「チャレンジしののめ塾」は8月25日(土)に行われ、各教科で施設の設備を使った講座や講演会が開催されます。
すべて無料なので、ご存じの方は御来所くださいね。




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