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ココナッツV3試作基板に(pic103)

基板メーカー(学校から数分のところにある共栄電資)も4月に間に合わせたい意向をくんでくださり,かなり急いで進めてくれた。
火曜日の10時には試作基板ができたことを連絡いただいた。ちょうど3・4時間目が空いていたので,すぐに取りに行ってきた。



とりあえず,4枚の試作品。「それほど直すところはなくスムーズにできた。」とは担当の方のお言葉だけれど
それでもかなりきれいにしていただいてあった。この時点でもかなり修正ポイントは見て取れた。
右側はUSBコネクタのハンダ付け部,足がほとんど顔を出さないのと,かなり細かいハンダ付けになるので,生徒には厳しいかもしれない。


この日の夜は,さすがに家に帰る気にもなれず,できあがるまで取り組んでみた。
自分の学校で作らせている,電気スタンドタイプで製作。3年生徒教材のフォトスタンドで失敗したアクリル板を使用した。
夕方にはイマザワさんも駆けつけてくれて一緒に製作してくれた。


OSであるコスモス(こちらはバージョン4)は,データを送っていただいてあったのだが,自分の持っているPICライターでは書き込みができないことが判明し,急遽SEさんのところへ行って書き込んでもらってくる。(8時過ぎだが,まだ会社にいていただき助かった)

そこで一度点灯してもらうと,なんと基板のランドがつながっていない部分を発見。ジャンパー線でつないでもらう。
試作基板のうちに発見できてよかった。


基板を筐体に取り付けて,できあがったのは夜9時半過ぎ。
しかし残念ながら通信がうまくできずに,パソコンとのやりとりができなかった。

この日は,花のフェスティバルのために,旧バージョンのココナッツでからくり人形のコントロールを作るために友だちが来ていたのと
せっかくなので,丸形配置のプロトタイプも製作し,午前様を大きく回る時刻に学校を出ることになった。

結局,次の日SEさんに電話をして通信については解決し,無事に稼働した。
赤外線でのON,OFFはかなり遠くからでも反応するので,生徒に見せても(新しいココナッツは念力を計測できるなどと言って)好評だった。
picのブラウンアウト電圧を下げていただいたことで、エネループ3本でも問題なく動作する。

やっとここまでこぎ着けたので,シルク印刷部分やら,ランドの修正,穴の大きさなどを改良して量産基板を発注できそう。
並行して,マニュアルやら仕様書やらを整えていく作業に移っていきたい。
とりあえず,デモ用のプログラムを組みながら新しいOSの仕様になれていくつもり。





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