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マルチメディアプレーヤー機能内蔵のハードディスクケース改造

3年ほど前に購入した、マルチメディアプレーヤー機能内蔵のハードディスクケースがあるが、いくつかの欠点があった。
・上下の4隅にローレット加工をしたボルトが配置されている。格好は悪くないが、他のものに当たって傷が付く。

・コネクタ部分の接触が悪くなってしまい、うまく接続できない。(これが最大の理由)

・スイッチやコネクタなどの作りが華奢でどうも気にくわない。スイッチが逃げてしまうので後ろの隙間に詰め物をしてあった。

そこで、分解してケースを再設計することにした。


分解して並べてみたところ。大きさは多少大きくなっても、厚みは増やさなければ使い勝手がいいだろうと考えた。


100円ショップで売っているファイルケースを買ってきた。下側のはA4タイプだが、今回はA5にすることにした。

ファイルケースちょうどの大きさにベニヤ板を切って、周りに厚みと同じ高さで仕切りをつける。



アクリル板に穴を開けて、使い勝手のいいRCA端子を取り付ける。(今までは同軸プラグだった)


映像を見ながら、コネクタ部分のハンダ付けしてあるところへ線を接続する。


電源は外付けだったが、充電式電池でも動かせるように4本の電池ボックス(4.8V)を接続。


無事に接続できた。チップがそこそこ熱くなるので、放熱用にアルミ板を巻く。(チップの高さがあるので、接触はしないと判断し絶縁はしなかった)

完成した状態、電池ボックスは並列に2つつないで4000mAH分にしてみた。
ただ接続しただけなので、ACアダプタをつないだときは電池を抜かないと危険だな。


リモコンも今まではケースにマジックテープで固定していたが、専用の収納場所を作った。


裏側や横はこんな感じ。


ハードディスクの交換などのために、内側の仕切りはパズルのごとくはめ込み式にしてみた。これらをはめると動かなくなる。
ハードディスクの基板なども水平方向の溝によって固定されている。


左はACアダプタで、右は電池のみで再生しているところ。


家に持ってきてテレビにつないでみたところ。
表面はフラッシュサーフェスとなったので、鞄の中で引っかかったりすることもなく、木の枠があるために100円ショップのファイルケースもつぶれたり蓋が開いたりすることもなく持ち運びも心配なさそう。
ただ、使用時は放熱を考えて蓋を開けた状態がいいかと思われる。
いずれにしても、電池の利用も含めて使い手を選ぶものになってしまった。もっとも自己責任で自分使用だけなのでいいかな。
現在は80GBのハードディスクにxvidでエンコードした映像をたくさんコピーしてある。



おまけ、今日は業者さんが材料を持ち込んでテーブルを事務所で使うテーブルを製作したのでお手伝いした。
机の高さに合わせて2台机の間を埋めるミニテーブルを1台と壁に沿って出荷製品を置くためのテーブル(2台)を製作。






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