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携帯PA&バッテリーケース(後編)

ここ1週間くらいかけて作ってきたスピーカーボックス。
昨日は遅くまで加工した後、最後に塗装して帰り、今朝は朝一で2度目を塗って乾いたところで組み立てた。


これがスピーカーユニット。実は昨年の技術・家庭科長野大会で、計測と制御の分科会が題材として使ったもの。
研究用に業者さんから見本をもらっていたので、これはロハで手に入っていた。

というわけで、これは直接授業につながる教材研究なんですね。(^^;)

アンプ&スイッチユニットを左側に木ねじで固定し、スピーカーコードを引っ張る。
バッテリーの邪魔にならないように、彫刻刀で溝を掘ってホットボンドで固定。

スピーカーボックスとしての容量はかなり小さいが、今回はコンパクトさが第一なので、我慢することにした。
密閉型なので、後ろには吸音材を入れた。


足は、秋月で購入したPICライターについてきたものを流用して木ねじで固定。


完成したもの。バッテリーからは平型端子で接続している。


上部からみたところと、バッテリーを外したところ。バッテリー自体が左右のスピーカーボックスの仕切りとなっている。


使用の様子1
まずは先日購入したリアルPCMレコーダーのZOOM H2を接続。
これで、録音後にすぐ聞かせることができる。今回初めて気がついたが、この状態でH2のモニターをonにするとかなり音の大きな拡声器になる。


使用の様子2
本来想定していたMP3プレーヤーを接続するの図。
以前も使っていたとおり、ディジタルアンプはひずみもなく大音量になる。


使用の様子3
電源としての使用。ちなみにこちらの時はLEDが黄色、PAとして使うときはLEDが赤く光るようになっている。
左の写真は充電のみ、右側は使いながら充電している様子。鉛バッテリーなので、出力電流は全く問題ない。
そしてなんといっても、電池のメモリー効果がないのでいくらでも継ぎ足し充電ができるのがよい。
12V5Aということで、このネットブックなら5時間分くらいの電源を供給できると思われる。
今回は、スイッチの切り替えでPAモードと、電源モードを択一となるのでパソコンに電源を供給しながら拡声することはできない。まあ、そのときはノートは内蔵バッテリー駆動ということで・・・

透明塗装なので木曾檜の木目もきれいだし、スピーカーの白いコーンもよくマッチしていて、持つ喜びも満たすものになったと思う。
大音量で鳴るのは申し分ないが、やはり低音の響きが足りないので、大会での授業のようにバスレフ穴を開けて計測&制御でパイプの長さを調整するといいのかなとも思うが、しばらくこのまま使ってみようと思う。



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