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新、人センサー基盤プロトタイプ(pic49)


ココナッツにOSをのせることで、センサーの管理などが簡単になってきた。
今までは、デジタル出力ができるところまで回路をくむ必要だったが、今度はアナログ入力ポートを監視するようになっているのでそこにつなげばプログラムで計測することができる。

一番興味が集まるところであろう人センサーも、出力をオペアンプで増幅したところを入力ポートをつなぐことで感知できる。


後ろに見えるのは今まで使っていた人検知基盤。手前が今回作ったもの。
載っているオペアンプは4回路が1つに集積されている。
今まではコンパレータとしてつかっていた2つが必要なくなるので、半分だけ使うことになる。
ちょっともったいない気もするが、このオペアンプ、単品や2つ入りよりも安いのでこれで行くことにした。




昨年度練習用に生徒へ配った基盤に実装する。
センサーはICソケットを切って使い、取り外しができるようにした。
簡単に見えるけれど、回路を確認しながらハンダ付けしたら2時間以上かかった。





学校のパソコンで接続を試してみた。
どのパソコンにも入っているであろう基本の通信ソフトで接続。windowsの場合は「ハイパーターミナル」
きちんと通信してプログラムを組むことができた・・・・が、
センサーは動いていない感じ。


そこで、毎度のシステムサプライへ伺う。お休みだというのにSEさんは仕事で来ておられた。
オシロスコープにつないで、センサー素子の出力からアンプの終段まで追っていっている図。
全体としては、うまくできない作品を先生に直してもらっている生徒の図。

やはり、接続ミスもあり、設計を直していただいた部分もあり、無事に稼働した。
これで安く簡単に(とは言っても基盤をおこしてハンダ付けが必要だけど)人センサーを使うことができそう。

そしてなんと言っても、プログラムで、人センサー出力をモニターして、しきい値を設定するような授業が展開できること。まさに、計測と制御。

ちなみにモニターするには

10 A?   アナログポートの値を表示
20 #=10  10行へジャンプ

というプログラムだけで、接続したターミナルでモニターできる。うーん、すばらしい仕様だなぁ。





今度は、光センサー(こっちこそ、ただCDSをアナログポートにつなぐだけ)を試してみよう。



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