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ココナッツ用プローブ(pic23)

 ココナッツの授業も終盤に近づき、現在はプログラムを繰り返している生徒と、まだハードウェアの調子が悪くはんだごてを握っている生徒に分かれている。未だにきちんと動作させることのできない生徒の本体は、ハンダ付けもうまくいかず、ブリッジや基盤のランドの剥がれでバイパス用のリード線がぐちゃぐちゃしたり、組み立て自体も下手だったりで中には全く動作しないものも多い。
 そこで何とか原因を追い込もうというわけだが、なかなかこれが一筋縄ではいかない。今日も30分近く一人の生徒の作品にかかりっきりだった。基本的には回路計でどこまで電気が流れているか(どこまで電圧がかかっているか)を追うのだけれど、自分が見てもどうしてもわからない。

 そこで、LEDを光らせることができるプローブを作ってみた。


といっても、作りは簡単で、電池ボックスから出たリードの黒にはわに口クリップ、赤にはLED用の抵抗(300オーム)をハンダ付けしただけ。これで、LEDが実際に光かどうかをチェックする。


結局この生徒の作品は、基盤からLEDまでをつないでいる電線の黒(マイナス)が途中で断線していた。
まさかこんな不具合を出しているとは思わなかった。まさに、このプローブで点灯実験をやらなければここまで追い込むことはできなかったと思う。




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