電子メールに挑戦してみましょう
0 はじめに
1 電子メールってなにが便利なの?
2 電子メールのしくみ
3 メールを送ってみよう
4 メーリングリストに投稿してみよう
5 メールのトラブルあれこれ
6 メールマガジンの購読


 みなさんは、インターネットと聞くとなにを想像なさるでしょうか?
おそらく、ちまたにあふれるたくさんのホームページではないでしょうか。 インターネットという言葉が現在のように小さい子供から大人にまで誰でも知り得るようになったのは、 やはりホームページのためであると思います。
 では、インターネットで一番利用されているものはなんだと思いますか?
それはホームページではなく、電子メールなんだそうです。 世の中にはすでに電子メールなくしては生活や仕事がなりたたなくなっている人がたくさんいるのです。 ここでは、そんな電子メールとはどんなものなのかを一緒に探ってみましょう。


1 電子メールってなにが便利なの?
 私たちが直接会えない人と連絡を取る手段を考えてみます。
  電話、手紙、、FAX、電子メール くらいが普通に思い浮かぶものでしょうか。 ここでは、電話や手紙と比較しながら電子メールの特徴を考えてみましょう。


上の図において 青い線はお金のかからない部分赤い線はお金がかかる部分です。
また、線の太さはスピードをあらわしています。
上の図を見て比較してみますと
電子メール 電話  手紙
費用 平均10円以内 距離に応じる 普通80円
スピード  一瞬   同時  1日以上

ということがあげられます。
その他、電子メールの立場でいくつかの特徴を考えてみますと


2 電子メールのしくみ
~インターネットと電子メール~ ちょっとだけむずかしい話 

2.1 メールが届く仕組み 電子メールを送受信するためには2つのサーバを使用します。

一つはメールをインターネットを通じて相手に送ってくれるサーバで
 SMTP(Simple Mail Transfar Protocol) <簡単 メール 送る 規約>というサーバです。
ここへメールを送りつけると相手の住所を判断して送ってくれます。

もう一つは相手から届いたメールをためておいてくれるサーバで
 POP3(Post Office Protocol 3) <郵便局 規約 バージョン3>  というサーバです。
これは、自分宛に来たメールを保存しておいて、ユーザー名とパスワードが正しく入力されると 私書箱を開いてメールをパソコンに渡してくれます。

自分のパソコンにはこの2つのサーバがどこにあるか設定しておく必要があります。


2.2 メールアドレスって?
手紙の場合の住所と電子メールの住所を比較してみましょう。 (ただし、手紙もアメリカ式表記としますね。)

アメリカで制定されたという感じがしますね。 アメリカ表記の住所を1行で表したような感じに なっているのがわかると思います。

ドメイン(住所)には一般的に以下のようなきまりがあります。

○○(第3レベル).   ○○(第2レベル) .  ○○(第1レベル)  
組織名

組織の種類 

co:商業関係
ac:学術関係
go:政府関係
ed:教育機関
or:その他の組織
ne:ネットワークサービス

国名

jp:日本
uk:イギリス
de:ドイツ
fr:フランス
なし:アメリカ 等々

                

      

      今回は ina-ngn.ed.jp というドメインを利用します。

2.3 Edmaxのインストールと設定を行ってみましょう。

Edmax(えどまっくす)はフリーソフトのメーラーですが、
かなり高機能で、使い勝手もよい物です。
マルチアカウントを始めとして、必要だと思われる機能は
ほとんどついています。
メーラーを吟味したことのない方には、おすすめです。

インストール用のアイコンがついたファイルをダブルクリックするとインストールが始まります。そのまま、「はい」をおしていけばいいでしょう。

次に設定を行います。この設定は1度やれば終わりですので、頑張りましょう。

設定画面がでたら、各種情報を入力します。
普通はプロバイダから送付された資料にあります。


3 メールを送ってみよう
では、メールを送ってみましょう。今回はフリーソフトのメーラー「EdMax(えどまっくす)」を使います。

★新規メールを作るボタンを押して、新しいメールの枠を開きます。


★最初に出す相手は、自分の次番号の人にして下さい。(最後の番号の人は一番最初の人に)

★次に、メールをチェックして、届いたメールに返信を出してみましょう。  
相手のメールを選択した状態で、新規作成の右隣にある返信ボタンを押してください。

>というのは、あなたの文章を引用していますよ。という意味合いです。

編集する際に、相手の署名(上の例では終わりの4行)等は削除するのがマナーです。



★署名を設定しておきましょう。 これを設定することで、自動的に文章の最後に名前などが付きます。
知らない人に出すときは住所や電話番号はつけない方がいいかもしれません。


★複数への同時送信(CC:カーボンコピー、BCC:ブラインドカーボンコピー)やファイルの添付もできます。


4 メーリングリストに投稿してみよう
 メールの世界を広げるものの一つにメーリングリストがあります。
 共通話題がある人同士がメンバーとして加入して、 メーリングリストアドレスに手紙を出すと登録者全員にメールが配信されます。
また、返事を出しても全員に配信されます。
今回は  demoml@ina-ngn.ed.jp というメーリングリストアドレスを用意しました。 宛先に上記のアドレスを入力して送ってみて下さい。


★メーリングリストとは

MLにたくさん加入すると振り分け機能を使うのが便利です。

それでは設定を行ってみましょう。


5 メールのトラブルあれこれ

6 メールマガジンの購読

メールマガジンは、情報をメールで配信してくれるものです。
有料・無料いろいろありますが、好みに応じて購読するのもおもしろいものです。

http://www.mag2.com/

から選ぶのがいいでしょう。

ちなみに私が購読しているのは

http://www.webcatch.com/
http://bizit.nikkeibp.co.jp/it/fresh/

です。


電子メール関係の便利サイト
メール@基礎講座 http://www.justnet.ne.jp/lovemail/basic/mail.htm
インターネットメールの注意点 http://www02.so-net.ne.jp/~hat/imail/cover.html
月刊ML紹介 http://mlnews.com/jp/
代表的メールソフトの設定例 http://www.sugihara.com/MUA/