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回路実験セット(2015)製作

ここ何年かブレッドボードを使った回路実験セットを使っているけれど、学校が新しくなったところでもう一度作り直した。

左側が今まで使っていた物。生徒一人一台で実験を行って回路設計を学習した。
これで問題になったのはランニングコスト。電池は消耗はそれぞれ違うし、ショート回路を作ってしまうと一気に終わってしまう。
また、LEDなどが切れたりなくなったりしやすいというのも問題だった。
そこで、今年はできるだけ自分の部品を使おうと言うことで、電池ボックスや電池も自分の物を使うことにした。

また、先頃製作したココナッツXの基板はブレッドボードに似た配置の基板も作り、配置については同じように考えることができるものとした。
さらに、添付部品も見直して、電子ブザーは自分のセラミックスピーカとメロディICでまかなうことにした。


電池ボックスは枠にはめ込めるようにガイドを作ることにした。


板と合板を40セット分切り出す。

両側に壁を付けて、積み重ねられるように設計した。簡単な相欠きにしてボンドで留めることにした。


丸鋸はジグを作って、安全に溝が入れられるようにした。

土曜日に切断を行った。40セットで溝などを入れると1000カット近く作業したかな。
シールやブレッドボードの貼り付けは家に持ち帰って家族に手伝ってもらって仕上げた。

壁の貼り付けは日曜日の学校で行った。長いハタガネがあるのでしっかり押さえつけられるのはありがたい。
もう一つ変えたのは、豆電球の使い方。余った基板を切って抵抗のリードを切ったものでブレッドボードに安定してセットできるようにした。


これで今週の授業は、配った部品を使って回路製作の力を磨きたいと思う。





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