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アッシー君のひらめき(pic91)

年末も押し迫ってきたけれど、今日は夜に映画を見に行くことになった。
「のだめカンタービレ(最終楽章前編)」だそうで、自分は映画代金に見合うほど思い入れがないので家族を送ってから待ち時間は学校へ行って仕事をすることにした。

まず行ったのは、先日からまた追加された生徒製作物の不良品修理。
不良と言うよりも単に作っていないものもあったりして(それは、「がんばって作ろう」のコメントを書いただけで蓋を閉じた)一人でぼやきながら作業した。

それでも、1時間少しで6個直すことができてよかった。

映画自体は2時間少しなので、残りの時間でココナッツの今後について業者さんに言われていることについて考えてみた。
それは、半完成品と完全完成品について。
やっぱり授業時間が少ない中で、特に三年生で採用する場合はできるだけプログラミングに時間をかけるために簡単に(または何の作業もなく)完成させられるものができないかと言うこと。とくに完成品の場合は,生徒に持ち帰らせるのではなく学校で1クラス分購入して使い回すことになると思う。
そんなわけで、数を作らなきゃならないのでできるだけ簡単に、しかもコンパクトに、さらにプログラムにおいて様々な可能性を持たせることができるというのが課題となる。


とりあえず以前にも作ったがペット材を真ん中にはさんで両側に電池ボックスと基板を取り付けるもので製作を開始。

電池ボックスの四隅にぎりぎりのクリアランスで基板の固定ネジが配置できる。
ここらは設計時に狙ったわけではなかったが、ばっちりな位置となっている。

ここまでやってタイムアウト、家族を迎えに行って家に戻った。
その後、この基板を眺めながら考えていてひらめいたことをとりあえずメモとして残しておこう。

・スイッチはスライドスイッチで電源のみとして、残りは3つのタクトスイッチにする。もともと3ビット(ポート)をデジタル入力に当てているので、全部ばらばらに使えば8種類の入力を判断できる。
・筐体はこのペット材をスライド式に溝へ入れるものにする。
・スイッチは今ほとんど使わずに残っている赤外線センサー基板に取り付ける。

これとは別に作りたいものとして考えたもの
・スイッチに抵抗をつけたものを並列接続して、プログラムで何個のスイッチが押されたか判断して表示する。
 (テレビなんかである匿名アンケート(yesかnoか)をその場で表示することができる。プログラムの授業の最初でやったらおもしろいだろうな。8個のLEDで最高256人分の表示ができるが、まあ40人ならなんとか実現できるかもしれない。>1MΩを並列にしていけば、1つ押されれば1MΩ、2つ押されれば500kΩと抵抗が減っていく。40人全部押せば1000k/40=25kΩか、うまいことプログラムかけるかな。

・プログラム用に外部アナログポートへはタッチセンサーとして抵抗一つつなげておくのもいいかな。
・232C接続ポートが中に入ってしまうのでコネクタで外へ引き出すのもいいかな。

後は寝ながら考えることにしよう。





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