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新ココナッツ基盤、2度目の試作(pic63)

先日来お願いしてあったココナッツ基盤の2度目の試作品ができあがってきた。
祝日の朝、工場は営業中だったので取りに行って、学校で製作した。次の日には結果を工場に伝え、量産に入らなければならないので急いで行った。

左側が今回変更後のもの、右側は第1回目の試作品。
ランドを大きくしてもらったり、新たなパターンを追加してもらったりとかなり変更を行った。


LED部分も配置を変更してもらった。今回のものは基盤の中心と配置したLEDの中心がずれていたので、製作時にずらしてみた。


また、今回から首の部分に使う部品を穴あき板からアルミの針金に変更した。
コストダウンと見た目の向上がなされたと思う。
取り付けは、ビニールタイラップで行った。

下側はこんな感じ。上もしたも2カ所を締めるので、穴は多く必要になる。上の折り曲げ部ぎりぎりに穴を開けた。
今回から13φのドリルを使わないようにしたので、何とか時間もやりくりできるかな。


そこへ、車の電気配線に使う蛇腹チューブをかぶせた。上の部分の処理は悩んだけれど、右側の形で仕上げた。


ちょうどお昼まで、2時間ほどで形にした。今回の試作品はニッケル水素充電池を使うと言うことで4つの電池ボックスにした。


完成後の全景。首の部分も見た目がよくなった。



できあがったものの、動作はしなかった。いろいろ探してみたところ、上の写真矢印の部分でパターンが切れていた。
仕方なく、黒いコードでジャンパーをとばすと動作した。



午後は、イマザワさんの営業部長さんも学校に来てくれて一緒に製作。
イマザワさんは、筐体はなしで配線してみる。
自分でも感じていたが、ランドを大きくしてもらったことはパターン間が狭くなり、製作は逆に難しくなってしまった。
量産するときは、以前のランドに戻してもらうことにした。


自分はセンサー基盤を作ってみた。上側が新しくしたもの。下側は前回のものにジャンパーをとばして修復したもの。


コンデンサーも電解を使わずに積層セラミックにしてみた。
まだ部品については詰めなければいけないけれど、とりあえず人センサーの動作はしたので、パターンは確認できた。
いよいよ明日は、量産に向けて最終発注としたい。




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