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電気二重層コンデンサを使った理科教材の研究


先日、信州理研に行ってきた理科の先生が
「スーパーキャパシタってしってる??」とやってきた。
ああ、おもしろそうだから研究用に買ってありますよ。という話になり、コストについての話題になったときは秋月電子の値段の安さにたまげていた。

そこで、手持ちの部品を使って試作してみた。



2.5V 10F(!)のキャパシタにLEDをつないでみる。超高輝度と信号用のLEDをスイッチで切り替えるようにしてみた。

結局、2.5VのキャパシタではLEDが点灯せず(抵抗値を工夫すればいけるかな)。LEDは5.5V 1Fのキャパシタにつないだ。
2.5Vの方はモーターに直結してみた。ちょこっと充電するとずっと回っている。

充電には手回し発電機を整流して7805で5Vにしたものを使ってみた。

しかし、ここはまさにエネルギー変換の分野。今回の学習指導要領の改訂で技術・家庭科が減って理科が増えてしまったわけだけど、理科でつけようとする力は技術・家庭科で絶対つけられると思うんだけどな。何で、こういうことになってしまうんだろう。悔しい限り。

課題解決的な学習だって、生徒は作品を作り上げることを目標に、ほんとによく取り組んでいると思う。生活に必要な力でもあり、科学的な理解の力でもある力を理科でなくて技術・家庭科でつけると言うことが絶対できると思う。
そのあたりの話、現場の理科の先生方は、その通りだと納得してくれるのだけど、CSを決める人たちはなんで取り入れてくれないんだろう。




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