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ベンチ型いすの修理

学校の保健室においてあるベンチ型のいすの脚が折れてしまったので修理を頼まれた。


こんな感じに根本から折れてしまった。いままでも修理をしてあったようだが、力に負けて完全に分解してしまった。


そこで、金具を生かして使うことにして、後の部品は2×4材で新調してみた。
今までと同じように留められるよう、溝と穴を加工した。


幅も厚みももとより大きいのでねじが埋まるようにのみで調整。



これは、脚を金具に固定するための鬼ナットを埋める部分。




元のものとは全く違うけれど、脚としての機能は果たせている。
コーススレッドも使って、かなりしっかりしたものになった。


これが金具を脚に取り付けたところ。これを下側からヘックスボルトで本体に固定する。



塗装は、灰色のスプレーでもあればよかったけれど手持ちがなかったのでオスモカラーで塗装。


取り付けた脚と、折れてしまった脚。実はボルトをはめ込む部分の逃げが足りずに加工しなおした。


使用状態。かなりがっちりとしたものになったと思う。





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