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個人リソースの使い道


 40歳を過ぎて、この頃よく思うことが多くなったのは、一日24時間をどのように使うかということである。
 誰にも平等であるはずの24時間だけれど、使い方はそれぞれの判断によっている。目の前にある仕事や取り組むべきことにどのように時間を割り振るか。また、睡眠や遊びだって必要である。
 なんといっても今週は忙しかった。先週の水曜日から空き時間が全くなくてすべての時間で授業をしていたし、金曜日は技術・家庭科の大会があって長野へ出張だったために、授業の用意やら補欠の準備やらで学校を出たのは夜中の2:40。それから帰って3時間ほど寝てから研究大会へ。1時間半かけてついた長野での大会中はwebページのデータ集めやら、掲載許可の取得や決済のお願い等、お昼も食べずに活動をしていたし、帰ってから、webページの公開とCD作りで仕上がったのはつい先ほど。おそらく帰ってからも10時間以上はつぎ込んだ。
 (webページURLはhttp://www.gika.jp/shou/kanburo-repo/
 だいたいがして、先週は総合的な学習のワークショップを実現させるために、いろんな箇所へ連絡を取ったり、使う機材を製作したりということで、寝たのが朝3時とか、ひどいときには朝5時というのもあった。後はテスト計画表とか、落ち穂拾いの回収作業とかいろいろな仕事が重なっていた。さすがに、木曜日の夜は頭が痛くなって10時には寝たけれど・・・・
 なんだか完全に愚痴モードかな。
 しかし、教員の仕事には終わりがないし、生徒に関わらない部分の仕事も結構ある。また、今回作っていたwebページやCDだって、終わりといえるゴールはないから、自分で妥協ポイントを設定するしかない。そうすると、自分の持っているリソース(個人的資源)をどのように割り当てるかということを考えずにはいられなくなる。

 40歳というのが何か引き金となったかどうかはわからないけれど、この頃
  ○個人的リソースの使い方
  ○個人的リソースの拡散と伝達
ということを考えることが多い。

 個人的リソースの使い方は、以前からずっと綱渡りの生活で、ぎりぎりにならなきゃやらない性格だけれど、このごろは以前にも増して、ぎりぎりでなけりゃやることが詰まっていてやる時間がとれない。という状態が続いている。ま、どう考えても時間のマネージメントが下手なんだろうけれど。
 もう一つ個人的リソースの拡散と伝達というのは、最後の宮大工といわれた西岡常一棟梁がいっていたことで、「私の残り時間は少ないから、先生たちには話をするんだ。先生たちなら生徒にその話をしてくれるから伝えたいことが広がっていく。(というような内容だった)」ということである。自分もある程度年を重ねて、後輩たちも増えてきた。いくら稚拙な内容とはいえ、若い人には参考になることも多かろうと思い、自分がしてもらってきたように後輩たちの世話もしてあげたいと考えている。そういう点ではwebに持てるものを公開して、自由に使ってもらうというのはよい方法かとも思う。

 うーん、なんか後から読んだら後悔するような内容かもしれませんが、たまにはこんなのもいいかな。
 来週も、生徒配布用CD「大芝宿泊学習の写真と、製作したリーフレットのデジタルデータ」の製作。ワークショップにきていただいた講師陣へのお礼の手紙と、記念写真の制作と送付。10数年ぶりに参加する連合教科研究会のレポート作成。久しぶりに行く長野教育センターで行われる講座のテキスト制作。先週から始まったLEDマイコンライト「ココナッツ」の授業案とプリント作り(web公開予定)。などなど、やることはいっぱいあるなぁ。
 ま、明日は一日時間を空けたので、子ども達をつれて家族みんなで遊びに行ってくる予定。自分もリフレッシュしてガンバロー。


どこがものに関わっているんだか(/_・)/




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