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パワーポイントで生徒指導写真

どの学校でも作っているであろう生徒指導用写真。これをデジタルカメラで撮影するように変更しようとは誰もが考えることであろう。実際に、自分も所属している学校ではそのように換えてきた。しかしながら、デジタルカメラで撮影した写真をカラープリンタで打ち出してみても、メリットは手早くその場で仕上げることができるくらいで、コストの面や、画質では以前のように銀塩写真(いわゆる普通のカメラ)の方がよかった。ただ、web化してしまえば、どこからでも参照できたりコピーして持ち歩くことができたりとデジタル化のメリットもあるのだが、いかんせん作業は大変である。実際、今年度は写真を撮影したまま活用ができなかった。自分が各担任から名簿をもらっておきながら、写真に打ち込む作業をしなかったのが原因である。やっぱり、担任ができるようにしないととてもやりきれない。本日の職員会でちょうど反省として生徒指導写真のことがあがったので、もう一度考え直してみたところ。パワーポイントで作る方法を考えた。これなら、簡単な講習で各担任にデータ作りを頼むことができるし、データの使い回しもうまくいきそうだ。

作業手順

(1)まず写真を撮影して調整した後保存する。

(2)パワーポイントを立ち上げて、紙の設定を縦置きして、写真を読み込む。上半分に写真がくるように調整した後、その写真をコピー&ペーストでもう一枚貼り付けて下側に名前記入用に配置する。下側の写真を右クリックで図の書式設定を出し明るさとコントラストを調整して、写真を薄くする。


(3)オートシェイプで名前の枠を作って一つひな形とする。枠の大きさや色、文字を縦書きにすることやフォントなども調整してから、コピー&ペーストで顔の上に置いていく。(できることなら、一つだけひな形を作り、後の作業は各担任に任せたい)

(4)できあがったら、web形式で保存を選ぶ。これによりブラウザで見ることができるデータになる。できあがったデータは標準でフレーム形式の物になる(新しめのバージョンの場合)ので、あとは、校内の先生用イントラサーバに詰め込んでもよし、ファイルとして配布してもよしの活用しやすいデータとなる。ただし、方言いっぱいの形式なのでブラウザによっては読み込めなかったり、表示がおかしかったりすることも考えられる。(この場合では、文字もすべて文字情報のまま保存されている。XML形式と言うことか)そこで、「別名で保存」を選んで、保存形式をjpgにでもすればもっと汎用的なデータになりそうだ。来年度は自分の所属校でこの方法を試すことにしてみよう。もちろん、パワーポイントの形式でも保存しておく。このまま印刷すればそのまま綴じて使えるプリントができるのだから。



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