ネットワークと表計算ソフトを使ったアンケート集計 トップに戻る

講座やワークショップなどを行った後、参加者に感想を書いてもらうことがあるけれど、それを集約するのはなかなか大変です。
この頃は、参加者のリテラシも高くなっているので、キーボードで文字を打ち込んでもらうのに無理はかからなくなってきました。
パソコン教室で行った場合には、ネットワークにつながった共有フォルダがあるので、それを利用して集計するのが簡単です。

項目があるので、表計算ソフト(マイクロソフト エクセル)で作って、セルに書き込んでもらうのが簡単です。
以前は、そのファイルを共有設定にして、全員で同時に同じファイルに書き込んでもらっていましたが、うまく保存できずにファイルを壊してしまうことがよくありました。
そこで、この頃は、1人に1つのファイルを渡して書いてもらい、それを集約するファイルにリンクして集計するのが失敗なくうまくいっているので、方法とファイルを公開したいと思います。


まずはファイルの構成です。共有フォルダに場所をもうけて、以下のファイルを保存しておきます。


 ・設定&集計.xls
 ・個人の書き込みファイル 01.xls・・・・・・・・・・40.xls(40台のコンピュータに全員が座っているとして)

それぞれにはセル同士のリンクを張ってあります。


自分の座っているパソコン番号のファイルを開いて、その番号の右側セルに記入してから保存してもらえば、集計用ファイルに反映されます。

ここからは実際の操作です。

まず、アンケートを実施する側の人は、「設定&集計.xls」を開いて、設定用シートに必要事項を入力します。
9項目まで入力できるようになっています。


集計シートを見ると、そこに項目などが反映されています。このシートに入力することはありません。


そして、アンケートに答える側は自分の座っているPC番号のファイルを開きます。
そして、自分の番号の右側セルに入力します。

これで保存すれば、設定&集計ファイルに反映されるので、書式を整えて印刷します。


なお、このファイルをセットにしたものは ダウンロードのページにアップしてあります。


自分は、情報の授業で学習の記録にも使っています。一列を1回分にして毎回やったことや感想を記入してもらいます。
長期にわたって使う際には、以前のものは一度コピーしてから値として貼り付けておくと、ファイルが壊れたりしたときの危険が減ります。


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