合唱用音取りCDの制作       


学校現場では一年間を通して必要なこともあるのだけれど、特に3学期には歌を歌う行事が多い。
そうなると、学級でも朝や放課後の学活で歌を練習することになるのだけれど、このときにはピアノやオルガンではなくてCDを使うことが多い。(これも、CDではなくてネットワークやUSBメモリなど使い捨てではない環境でできれば簡単で環境にも優しいのだけれどそれはここでは置いておいて・・・)

合唱曲になると、音がとれているパートとそうでないパートがあったり、ちょっと音がずれているところがあったりと、パートごとの旋律やミックスした音源がほしくなる。

そこで、録音からCD(の元になるデータ)を作るところまでをまとめてみた。
まずは、録音

先日購入したPCMレコーダー。この頃かなりの頻度で使っている。
(音楽の授業によく出張している)

このPCMレコーダーはメトロノーム内蔵なので、ヘッドホンをして聞きながら演奏(してもらう)
すると、別々のパートがスピードの同期がとれた状態で録音できる。
もちろん、弾き手の技量も必要だけれど。

パートごとの加工


前後のいらない部分をカットしたり、音量を調節したりする。

今回は、アカペラの曲だったので拍のみの音源も録音して、1番と2番の間や、始まりの部分に挿入した。

マルチトラックソフトで合成


サウンドエンジンと同じサイトで配布してくださっている、ラジオラインを使って合成する。
パートごとの音量や同期も微調整する。
このソフトからサウンドエンジンを呼び出して、パートごとのデータを再加工できる。


CD作成

後は、CDに焼いて学級にあるラジカセで利用する。
もちろん、MP3などの圧縮音源にしてアンプとスピーカーでならすこともできる。


今回のデータを80kbpsのMP3圧縮したもの

学生歌
ソプラノ アルト  テノール  バス
 全部合成  ソプラノ以外  テノール+バス  出だしだけ