028 この「いじめ対策」がすごい-others

 年頭の阿部知事会見がwebでも公開されています。  いじめ対策基本法について信毎から質問があって答えていますが,国での改革について、より現場で責任と権限を持って取り組んでほしいと考えているようですね。  いじめについては、もちろんしっかり対応しなくてはなりませんが、以前見て心に残っている記事を紹介させて下さい。  教育評論家の「森口朗」さんのブログで、すばらしいいじめ対策が紹介されていると情報を得て調べてみたら「なーんだ当たり前じゃん」という内容だったのです。しかし、これは長野のシンポジウムで長野県の先生が発言した内容だったようで、私らは当たり前でも全国では当たり前じゃないことなのかなと、そっちの方が心に残っていました。   ↓この「いじめ対策」はすごい! - 森口朗公式ブログ http://d.hatena.ne.jp/moriguchiakira/20090520   以下、ブログから項目のみの引用です。リンク先には詳しく説明もあります。 ★引用ここから 1 いじめの認知は、本人、親、友人の誰からの報告であっても「この事態を心配している人から報告があった」で統一する。 2 必ず、一人の教員ではなくチームで対応する。 3 複数の加害者(大抵そうです)と複数の教員が別部屋で1対1で対応する。 4 15分後に部屋に加害者を残して教員が集合し、情報交換・矛盾点の分析を行う。 5 3・4を繰り返し追求することで、加害者に「いじめの事実」を認定させる。 6 事実を認めた加害者に対し「泣くまで」反省を迫る。 7 いじめの事実を認め、「泣くまで」反省した加害者は、通常、被害者に謝りたくなるのですが、すぐに謝らせることはしない。 8 少なくとも一週間の時間を置いて、加害者に謝ることを許す。 9 保護者を交えて、いじめの事実を報告する。 ★引用ここまで  これって当たり前(ま、多少違うところもあるんですが)ですよね・・・・と,思いつつも私が育つ中でたまたま先輩に教えていただいただけなのかなと思い紹介させていただきました。 ↓その2という続きもありました。こっちは評論家らしい整理といえましょうか。 http://d.hatena.ne.jp/moriguchiakira/20090531 今週からいよいよお子様たちとの格闘がスタートしますね。

2013.1.6投稿分