019 技:A材料と加工に関する技術-cs

 技術分野の内容「A 材料と加工に関する技術」での工夫・創造の評価について。  【】内の記述は国研の資料より引用です。 (1)生活や産業の中で利用されている技術  家庭分野のAと同じく、評価することはありません。技能や知識・理解も評価することはありません。  ガイダンスとして最初にやらなければいけないところでもあり、関心・意欲・態度の評価をするところです。 (2)材料と加工法  【よりよい社会を築くために,材料と加工に関する技術を適切に評価し活用している。】  技術分野でのキーワードである3つの側面「社会的、環境的及び経済的」から比較・検討するとともに適切な解決策を見いだしているかどうか。テストなら、事例を出題して3つの側面から考えているかどうかを評価するというのも一つのやり方でしょうね。加えて解決策も。先日片瀬先生が紹介して下さったのもここでしょう。 (3)材料と加工に関する技術を利用した製作品の設計・製作 【使用目的や使用条件に即して製作品の機能と構造を工夫している。】  これは設計段階での評価です。使用の目的や条件を明確にして3つの側面から考えたことに関する評価です。  図法に則って美しい図が描けたかではない(それは技能や知識・理解)ので、説明書きや仕様などを記入させる場面を作って評価することになりますね。

2012.12.14投稿分