015 工夫・創造の評価-cs

 文科省の行った調査によると、評価における4つの観点の中で「生活を工夫し創造する能力」の評価が一番難しいと考えて、苦労している先生方が多いとのこと です。  ここは、新しい学習指導要領でつける力として大事にしている「思考力・判断力・表現力」に関わる部分であり、技術・家庭科では教科として「思考力・判断力 ・表現力」の評価は「工夫・創造」にて行うとしています。  また新学習指導要領では、「思考力・判断力・表現力」の評価はこれも充実を目指している「言語活動」により行うとしています。  そして、技術分野では「言語活動」として、設計図やフローチャートなどいわゆる言葉だけでなく、図などを用いたものも評価の対象としています。もちろん、 描き方のうまさ(技能)ではなく、生徒が創意・工夫していることを評価してあげなければならないわけですが・・・・  国立教育政策研究所が作成した「評価規準の作成,評価方法等の工夫改善のための参考資料」や長野県の研究推進委員会報告書にはそれらがくわしく載っている ので、次回から内容ごとに復習してみたいと思っています。

2012.12.10