011 一度の失敗が命取り-moral

 自分がケータイ・ネットのモラル講座(中学生向け)でする話のネタから2つ。  一つは、「なぜ無料なの」です。今の世の中に、知らない誰かが喜んでくれたらそれでいいというだけで、サイトを立ち上げゲームなんかを提供する企業があるか?といえば、あるわけないですよね。彼らが手に入れたいのは、「お金」、「個人情報」、「性的なこと」です。後の2つは結局お金につながるので、目的はやっぱり「お金」です。  「個人情報の値段」などと検索するといろいろ出てきますが、スパムメールや広告メールを送るためのメアドだけでもそれなりの目的です。  もう一つは、「中学生は、実はたくさん失敗していいとき。立ち直れないくらい落ち込んでも、まだやり直せる。友との喧嘩、成績、すごく怒られることをしたなどいろいろあっても、やり直せばいい。ただ、ネットでの失敗は一回したら取り返しがつかない。」ということです。  そこでここ一年くらい例に挙げるのは、ツイッターで芸能人のお泊まりデートをホテルのバイトをしている大学生がばらしてしまったら、自分がさらされてしまった例です。加害者だけでなく、被害者にも簡単になるんですね。  これが、本日投稿のために再検索したらえらいことになっていました。自分自身ネットの怖さを再認識しました。 http://ja.yourpedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E7%AB%B9%E6%B0%B8%E8%91%B5 ↑http~最後のB5までをコピーしてブラウザのアドレス欄に入れると、サイトにつながります。  本人には申し訳ない(成人とはいえ)けれど、これは中学生にもしっかり響くと思います。  本人をどうやって特定したのかの記述は私たち大人も、うならされると思います。

2012.12.5投稿分/h2>