007 アスベストはもう大丈夫?-admin

 感情労働?全く知らない言葉でした。ウィキペディアに教えてもらいました。先日東京へ行ったついでに秋葉原に寄ったのですが、10mおきぐらいにメイド服の女の子が勧誘を行っていてびっくりしました。通りの端に立ってみると10人以上視界に入るあの女の子達も感情労働者でしょうか。私のようなおじさんにも声かけなきゃいけないんですから・・・  自分が知らなかったことといえば、最近技術室でアスベストを使っていたという事が判明した件があったようですね。長野県ではないのですが・・・  文科省は平成18年に学校におけるアスベスト対策の通知を出していましたが、理科室などが主な保有場所でした。今回発見されたのは大型機械のブレーキパッドだったようです。  大型機械(昇降盤、旋盤、各種かんな盤)は簡単に購入できるものではないので、昭和の前半に作られていたものが使われている可能性もなくはありません。その年代のものは、ブレーキパッドやクラッチにアスベストが使われていることがあります。その年代の機械のクラッチ消耗品はないので、もう廃棄して新しいものにするしかないですね。  そんな極端な例ばかりではなく、大型機械を子どもが使えるもの数台に置き換えるというのも授業にとっては大事なことですよね。  今年、ある学校へ伺った際に古いボール盤が動かない状態でした。「コンデンサを交換すればいいんじゃないですか」などと言ってきたのですが、業者に聞いてもらったらもう廃棄するしかないと言われたようです。3相200V、鉄鋼13mmなんてポール盤はその能力を利用する場面はないので、100Vで10mmチャックのものが数台合った方が良いです。思い切りのいる決断ですが。  ちなみに昨日紹介した「教材整備指針」には以前から変更があった項目として小型加工機器(ベルトサンダー、卓上ボール盤、卓上旋盤、卓上帯のこ盤、電動ドライバーなど)は「とりあげる指導内容等によって整備数が異なるもの」と掲載されています。  

2012.11.30投稿分