005 必要な備品はそろったかといわれれば

 中学校学習指導要領の完全実施にともなって、各学校では教材や備品も、新しい教育方法にあわせたものになっていなければなりませんよね。  国では学習指導要領が公開されてから昨年度まで、そのための予算措置がくまれていました。けれどあまり執行されることがなく余ってしまったので、文科省は財務省から文句を言われてしまったと聞いています。しかし、本当にそろっているんでしょうか。  それを調べるために、近々教材整備調査が実施されるそうです。(これ、わりと新しい情報)  たとえば、「保護めがねは整備されているか」という質問項目も入っているようですが、これに「もちろんです」といえる学校がどれくらいあるのか・・・。 生物の育成のための教材備品はそろえてあるのか・・・・。まさか、集塵機のついていないベルトサンダーを使わせているという事はないですよね・・・・等々、日々忙しい中でつい整理がついていないことはたくさんあります。  整備について、別枠で特別な補助があった理科や和楽器などはニュースにもなり、おそらく学校でも整理して要求しなさいということになったと思いますが、その他の教科は地方交付税としてくくりで下ろされていた予算なので、各教科が訴えて整備してもらわないと、市町村では道路や橋になってしまう可能性もあるわけです。  では、「なにを根拠にそろえればいいの(夏に田口先生からも紹介がありました)か」、「平成23年度まで設けられた予算措置はもうされないのか」、については長くなってしまったので明日つぶやかせていただきます。

2012.11.28投稿分