001 一日に100件のメールをやりとりするというけれど・・・-moral

 モラル指導とかで話をするにあたってのネタです。どちらかというと保護者向けです。  ケータイ・ネットのアンケート調査などをすると、生徒が1日100件以上のメールをやりとりすると知って驚くことがあります。メールの概念が大人世代と全く違うんですね。彼らのメールは「今いい?」「いいよ」で2カウントです。パケット放題なので、「1件メールを送ると3円」なんていう大人の感覚とは違うリテラシーを持っています。(でも、従来契約の携帯でそれにつきあわされると悲惨ですが・・・)  その代わり、(彼らの)マナーとしてすぐに返事をしなければいけないので、速攻で返事を返すのに備えて、ご飯の時も携帯を手放せないというわけです。(着信後3分も放ったままにしておくと「しーかーとー??」ってメールが続いてきますから。)  夜9時過ぎに電話をかけるのは失礼だけれど、メールなら夜中に送っても明日の朝に見てもらえばいいから時間を気にせず送信できて便利、というのはPCのメールが始まった頃の話で、今は「夜遅くメール送ったら、家でやすらぐ時間を奪って失礼でしょ」という親の躾が必要な時代です。まあ今の親(とくに若い方々)は当然わかっていることかもしれないし、メーリングリストなんかだと携帯で登録している方もいるので、われわれでもちょっと考えちゃう位ですけれど・・・・。

2012.11.25投稿分